GUST NOTCH? DIARY

ランチではクレジットカード不可の店が多い(らしい)

私はまだ基本的に現金なんですけどね。

最近は「〇〇ペイ」というのが増えてきて、キャッシュレスが推進されている状況だと思うのです。が、それ以前からランチではカード払いお断りという店が結構あると思います。

私自身は使わないのですが、たまに

客「カード使えますか?」
店「ごめんなさい。ランチは現金のみなんですよ。」

的なやりとりをしばしば見かけるわけです。

そんな中、今日はこんなやりとりを見ました。

客「カード使えますか?」
店「すいません。お時間かかりますけどもよろしいですか?」

どうやら、カードのスキャンとサインのための端末がすぐに使える状態にはなっていなかったらしく、5分くらいかかってました。ランチで20年くらい通ってる店でしたが、ランチタイムにカードを使う人は初めてみましたね。英語メニューも置いてるような店ですので夜はカード払いの人はそこそこいると思いますが。

さて、ランチでカードを拒否するのは契約上はよろしいことではなく、まあ、ゴネれば使えることの方が多いらしいです。

ランチって価格設定的にはかなり頑張ってる値段だと思っているので、カード払いによる手数料を取られるのが嫌なのかと思っていたのですが、実際にランチはカード不可にしている店の店主に聞いた話では、手数料の問題よりも「時間がかかるから」というのがNGの理由だそうです。
ICカードで「ピッ」だったらたいしたことないらしいのですが、クレジットカードだったりQRコードだったりのやつはオペレーションに時間がかかるしエラーがでるともっとかかると。特に一人で切り盛りしてる居酒屋さんのランチだったりすると、レジに時間を取られるのは調理や他のお客さんへの提供に影響がでるとのこと。値段設定にもよりますが、お釣りのパターンは限られるので準備しておけば早いわけです。800円だったら大抵は1000円札を出されて200円のお釣りを見込めばいい、みたいな。

で、本日のお店の話に戻るわけですが、店がカード支払いを拒否できないというのを認識した上で、支払い時に待たされても文句を言うようなことはないような余裕が必要だなぁ、と思った次第です。

最近、コンビニやスーパーなどでもICカード決済できたりするところが増えています。小銭を探す必要がないのでレジが早く済む、みたいなことを言われがちですが、見てるとそんなことはないなぁ、と感じています。
結局は支払う側の手際のよさに依存するみたいで、もともと小銭を出すのに時間がかかるような人は、カードを出すのにも時間がかかるということです。基本的にマイペースな方なんですよね。支払い(決済)の時間が短縮されても、それ以外のところに時間がかかっているので、列の進みは早くならない。

カード払いのメリットはキャッシュレスということであって、支払い時間が短いということではない、ということですね。