GUST NOTCH? DIARY

パーフェクト・ストレンジャー

新聞記者のロウィーナは折角掴んだスクープをもみ消されてしまい、新聞社を辞めた。そんなとき幼なじみのグレースが変死体となって発見される。直前に彼女は大企業の社長ハリソンをゆする話をしていた。ハリソンが彼女に手をかけたのではないかと考えたロウィーナはハリソンの会社に潜入して証拠を探す。
「ラスト7分11秒まで真犯人は分からない」っていう宣伝の仕方はイマイチですね。つまり、一番怪しい人は犯人じゃありませんよ、と言っているようなもの。どうしてもそういう見方をしてしまう。そんなわけで、犯人が分かったときの意外な感じがあまりなかった。
さらにいえば、何度かどんでん返しがあるんだけど、7分11秒ってのがどこのことを指すのかなんて分かるわけがない。時計見ながら見てるわけじゃないんだし。
そんなわけで、切角のサスペンスも面白みが半減。せっかくいくつかの伏線が敷かれているのに、「やっぱりね」みたいな。
ラストの「まだまだ終らない」感は、お約束的ですが良いです。