HMVのメンバーズカードがPontaというのになってた。
要は共通ポイントカードで、三菱商事の子会社であるロイヤリティマーケティングが取り仕切っていて、ローソンとゲオの会員を初期会員として取り込むことにより会員数を確保した、TSUTAYA-ファミマ系のTポイントへの対抗馬、ということらしい。公式サイトよりもWikipediaの方が分かりやすいや。
で、HMVはローソンに買収されたから一緒になった、と。
一応、利用規約を読んでみた。一番気になるのは、個人情報の提供に関して。
(2)提供する個人情報の項目
当社は、以下の個人情報の事項を第三者に提供することがあります。
①属性情報:
姓名、生年月日、性別、年齢、婚姻の有無、郵便番号、現住所、電話番号、メールアドレス、職業、未成年の場合、親権者の姓名と親権者等、会員の属性に関する情報(申込み後に会員から通知を受ける等により、当社が知り得た変更情報をふくみます。以下同じ。)
②契約情報:
入会日、入会店舗、会員番号、会員証の状況等の契約内容に関する情報
③ポイント情報:
ポイントの付与、利用、残高、利用店舗、会員証の利用履歴等のポイントに関する情報
④Pontaカスタマーセンター等への取り合わせに関する情報:
Pontaカスタマーセンター等への問いあわせの際の音声情報やEメールの情報
今までTSUTAYAやTポイントの会員にならなかったのは、こういう個人情報の提供があるからだったんだよね。自分で会員になったところならまだしも、自分が利用もしなそうな企業に情報が渡るのが気持ち悪くて。
しかも、「参加企業に」ではなくて「第三者に」なんですよね。マーケティング情報の解析にそういう業者に提供したりすることなどを想定しているんだと思う。他に何があるかな?
④もちょっと目を引く項目で、クレーマーのブラックリストとかも作って共有できますね。
さて、レジで「新しいカードに情報を移してもよいですか?」という店員さんの問いに「はい」と答えた時点で、情報は既に提供されているんだろう。後はカードの番号と紐付けて、HMVの持っていない情報を入力することになる。
指定されたURLからアクセスしてみた。パスワードを忘れていて、トライすること3つめでログイン。
HMVのカードを作るときに提供したのは「氏名」「郵便番号」「性別」だけだったらしい。メールアドレスは、後でオンラインと統合されたときに登録したんだったかな?
「生年月日」「住所」「電話番号」「職業」「配偶者の有無」を入力して、ローソンWEB会員とやらになってしまった。あーあ。