- 1000 yen @ TOHOシネマズ日劇1, P-19, 19:45, ★★★★(4/5), 2013-044
リンカーンの大統領任期が2期目に入り、南北戦争の戦火はより一層と増していた。南部からの和平交渉の話もあったが、奴隷解放を実現するためには、戦争を理由にして合衆国憲法修正第十三条を通す必要があった。その実現のためには時間がない。1月中に下院で法案を通す必要があったが、共和党の票だけでは数がたりないため、民主党議員の票を集めるために画策する。
そのときの思惑はどうであれ、後世から見て正しいことをした人だからこそ、偉大な大統領として記憶され親しまれているのでしょう。
150分という長さはあまり気にならない。が、少し前の列に小学校低学年くらいの子どもを4人くらい連れたお母さんがいたんだけど、字幕版で且つこの話の背景ってちゃんと理解できてるのかしら?大人向けですら本編前にわざわざスピルバーグがひとこと説明してくれてるし。ちょっと客の年齢層の分布を見てみたいな。
流石に歳とってきてからのスピルバーグは、シリアスものが増えてきているような気がする。本人もこっちの方がとりたかったのかも。