GUST NOTCH? DIARY

ゴジラ デジタルリマスター版 オーケストラ生伴奏版

映画として1本に数えるべきかどうか迷ったのですが、どうも先日見たデジタルリマスター版とは映像も少し違っているようですので、カウントすることにしました。
映像自体はノイズはなく安定した画像だったので、リマスタが行われた後の映像であるのは確実なのですが、気づいたところでは2箇所、コマ飛びをしていた部分がありました。こないだ映画館で見た時は、そういう点は気にならなかったので、先日BSで放送されたものを確認してみたところ、やはりそういうところはありません。データ再生時のエラーなのかもしれませんが、他にもゴジラが東京を襲っているシーンでも少し違和感がありました。
パンフレットのクレジットには

コンサート用 映画「ゴジラ」音声製作
コンサート用 映画「ゴジラ」上映素材

という項目があります。もちろん、今回の上映用にオケ部分をなくした素材を作る必要があったわけですが、映画館で上映した「デジタルリマスター版」とは別編集で行われていたのかもしれません。
「60周年 デジタルリマスター版」は1954年当時のオリジナル版と、シーン・カットの差異はないものなのでしょうか?
日本語字幕つきでの上映でした。オケでセリフが聞こえない部分もありましたので、これは妥当なところです。
さて、音楽は生演奏だったわけですが、ゴジラの足音と泣き声は元の音声のままです。
冒頭の漁船の上のギターとハーモニカのシーンも生演奏でしたが、中盤の船上パーティでの音楽はオリジナルの録音のままでした。
ラジオから流れてくるクラシック音楽も元の録音のものでした。
また、そこはSEじゃないの?と思った芹沢研究所内で恵美子がオキシジェンデストロイヤーを初めて見せられた時の音楽は生演奏でした。
女学生たちによるコーラスは生での歌唱でした。