ゴジラのリマスター版の音楽部分を生演奏であてる上映を行うという記事を見て、すぐにチケットを確認してみたらチケットが取れたのです。しかも、結構センターに近い場所がとれました。
先にこちらのチケットが取れてしまったので、60周年デジタルリマスタ版の一般上映はどうしようかと思ったのですが、まあ、そちらも結局見ておきました。別物ってことで。
実は、この企画、某似非作曲家さんの事件のおかげで実現したらしいです。
第二部が
司会は片山杜秀さんという音楽評論家の方。
客層がクラシック方面ではない人が多いのか、シンフォニア・タプカーラの楽章間で拍手が発生。まあ、あのダイナミックな終わり方だと拍手したくなるのも気持ちは分かるが。
第二部は、いきなりアメリカ版ゴジラの予告が流れる。その後、ゲストの宝田明さんが登場して司会の片山さんとやりとり。その後、映画に合わせての演奏でした。
アンコールは、ゴジラのテーマなどが入った「SF交響ファンタジー」から。アンコールが一番ノリノリだったかも。
本日の上映はパイプオルガン前にスクリーンを設置。後方からプロジェクタで投影。オーケストラが見えるように完全には暗くならなかったので、天井のダウンスポットが点いている状態。まあ、プロジェクタの輝度は十分なので、白っぽいとか薄いとかという感じは特になかった。音楽以外の音声は、たぶんステージ左右のスピーカーから出ていたと思う。スクリーンのサイズは意外と大きめで、縦が5〜6mのスタンダードサイズ。
会場内は撮影禁止でしたので、ホワイエにあったモニタを撮ってみました。スクリーンの上が欠けてますが、スクリーンはスタンダードです。コーラスは2階のスクリーンの両脇にあたる部分に並んでいました。
オリジナルの音が結構ライブに響いてしまうのと、オーケストラの音のほうが大きい場面があり、セリフが聞こえなく部分もあった。しかし、日本語字幕付きでの上映だったのでそこは問題なし。
生演奏だと、いろいろと印象が変わりますね。前述のとおり、セリフとのバランスもそうなんですが、オーケストラとして鳴っている楽器のバランスも違うところがあったりして、まるで別物でした。
これ、ちゃんとセリフとミックスダウンして、「ステレオ版」みたいなのを出してもいいんじゃないでしょうか?
物販のところにゴジラがいました。眼が光ってました。大人気でした。