GUST NOTCH? DIARY

プチコン3号にマイク端子から文字入力 その6

度重なる方式変更の末、やっとまともに安定して送れる状態になった。
現方式は、3272Hz の矩形波 4 cycles が 1 を、1636Hz の 2 cycles が 0 を表現する。スタートコードとして先頭に「10」、データ8ビット、ストップコードとして「0」の計 11bit で 1 バイト分のデータを構成する。カンザスシティスタンダードとやらを参考にさせてもらったが、Leader/Tailer はつけていない。
これを HTML5 の WebAudio を使用して、ブラウザでテキストフォームのテキストを音声として再生する。
プチコン3号側は 8180Hz の 8bit でエンドレスにサンプリングし、最初の「1」が見つかったら 11bit 分のデータを解析しにいく、ということを繰り返している。

ためしに、無印時代に作った Startrek の行番号つきテキストがあったので送ってみた。58KB を一気に送ったら、20分弱のところで、作業用バッファが周回遅れになってしまった。ま、一気にこんなに送ることは少ないだろうし、後で調整すればもう少しマシになるだろう。それに、ブラウザによっては大きすぎるデータの音声を作れないみたい。
ちなみに、送信側が 58KB 全部を送り出し終えるまでは 28分 かかりました。まあ、これも、ほっときゃいいわけだし。
まだ、データ表現に無駄な部分があったり、データ送出間のギャップなどを確保しているので、もう少しは改善の余地がある。