GUST NOTCH? DIARY

ダヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
パリに講演できたラングトンは、警察に呼び出された。美術館長であるソニエールが殺される事件が発生し、彼に協力を求めてきたのだ。実は警部はラングトンが犯人だと思っている。それを知るソフィーは、真犯人を探すために彼に手助けをする。ソフィーはソニエールの孫だった。
おそらく今年最大の話題作。やっと見に行ってきました。テレビでもダヴィンチ関連の番組が増えていたり、いやでも情報が入って来てしまうので、ほどほどの時点で見てしまうことに。原作は未読です。耳にする話では、難解なので原作を読んだ方がいいということでしたし、カンヌのオープニングで失笑を受けたとか聞きますが、はたして?
思った以上にエンターテイメントしているじゃないですか。確かに原作で上下2冊、文庫でも3分冊になっている内容だけに、謎解きの部分はかなりあっさり描かれているっぽいのは感じました。フィボナッチ数列は簡単に流されるし、アナグラムもなんか超人的な技で解いちゃうし、終盤の部分ももう少し過程を描いて欲しいような気がしないでもない。まあ、映像で一瞬で表せるというのは映画の利点なのだけれども。
ともあれ、2時間半は目が離せずにあっという間でした。逆にいうと盛り沢山ということにもなるのですが。キリスト教に関する知識がまったくない状態だと辛いでしょうね。
しかし、思い返してみると「ダヴィンチが残した暗号なんだ」、ということは作品からだとあまり伝わってこなかったような。最後の晩餐に関する部分だけは、本編中でも重要な鍵であるのですが、それ以外は「ナショナル・トレジャー(asin:B000FIKF6Q)」とそれほど大差はないかも。機会があったら原作を読んでみたいですね。そっちの方がおもしろそう。