GUST NOTCH? DIARY

LIVE EARTH JAPAN 東寺スペシャルライブ

9時半過ぎにホテルに戻ってきました。
午前中歩き疲れて、ライブ中もほとんど立っていたので、疲労のためにAFTER SERVICE KYOTO は見送り。一人じゃ行きにくいというのもある。行けばなにげに有名人がいそうな気がするが。
さて、入場時刻にちょうどいいように、5分前には東寺につくように歩いて行きました。なんとなく、人の流れがみんなこっち方面のように感じる。着いてみると、まだ門が開いていない状態で、入場待ちの列。これが慶賀門から九条通りとの角を曲がって、南大門を過ぎたところまで続いていました。自分のところが動いたのは5時40分過ぎくらい。その間、RIP SLYMEのリハが聞こえてきてました。
天気が心配されましたが、結局は案ずるより産むが安しというか、曇り気味ではありましたが、ところどころ青空も覗く状況。気温は高めです。
門をくぐると、食堂東脇の駐車場の部分が番号順に分かれて待つ待機所になってました。番号的にはS席は2600までありましたが、実際のところ人がいたのは2500くらいまでだったようです。周りをみると、YMOシャツをきた方や、YMOバンダナを腕に巻いているお姉さんなど、明らかにわかるYMOファンがちらほら。年齢高めの人はYMO派なんでしょう、きっと。実はRIP派だったりして。
そのうちに6時を過ぎたので公式モバイルサイトをチェックしてみる。おお、10時過ぎの幕張の時はすぐには変わってなかったのに、もうでてるよ。順番は

となってました。
そうしているうちに、若い番号の方々は入場しはじめたようです。私は2300番台なので、かなーり後の方になります。ちなみに、各100番ごとに自分たちで番号順にならんでね、ということだったのですが、みんな結構アバウトだったようです。
拝観受付のところで半券を切ってもらうと、今回のライブのパンフレットとバッグをくれました。もしかしてエコバッグ?ちょっと薄手で実用性はどうなのか微妙なところです。
ここから庭園内を通って、S席右前方脇からの入場。もぎりが4箇所で、実際の入り口までの間はフリーだったりするので、ここで急げば50番くらい抜けそうな状態。実際先を急ぐ人もいましたが、最終的に会場入り口でボトルネック
入場すると、中央カメラ用の櫓より後ろしかあいていません。すぐ脇につけてしまうと、ステージ半分見えなくなったりしそうなので、ちょっと奥の方にいきました。木がちょっと邪魔でしたが、それが中央やや左になる位置を選択。少なくともセンターは見えます。YMOの配置を考えた場合、木は幸宏と教授の間になると見込んで。ちょうど金堂中央にライトアップされている大日如来が見えません。ま、昼間見たからいいか。
まもなく開演というころ、周りの人の会話を聞いていてると、演者の順番をチェックした人はあまりいないみたい。「最初だれだろうね」的会話が。実はよくステージをみれば、「RIP SLYME」と書かれたDJブースが板付きであるわけですが。
開演。最初にRIP SLYMEのDJの人がでてきて、SOSのモールス信号をモチーフにした音楽にスクラッチをかぶせるようにして開始です。このSOSの音楽はRIPの曲なのかと思っていたら、このライブのテーマ曲のようです。舞台換えの間、繰り返し流れてました。
さてさて、最初のRIP SLYMEなんですが・・・、完全にアウェイです(笑)。まあ、最終的にはYMO以外はみんなアウェイな状態だったということになるのですが、キャラ的に盛り上げ役なのに、予想以上にRIP支持派が少ない。RIPのファンは立ち上がって一緒に踊っているのですが・・・、それ以外はほとんど座ったまま。その比率が尋常じゃない。多くみても2割もいない。さすがに手拍子とかはしてるんですけど。
ライブもめったに見に行かないので、こういうフェスも初めてなんですが、この手のってお気に入りのバンド以外はこんな感じなのが普通なんでしょうか?すごく違和感ありまくりで。
ま、私は後ろのほうだったので、立って見ていてよく見えたので良かったのですが。
RIPはよく覚えてないけど4か5曲だったのかな?時間的には30分弱。正直なところ、よく頑張ったと思います。そういう感想しかでてこないというか、そういう状態でした。
次はUA。聞いていたとおりアコースティックで、伴奏にギターがいるだけ。(だったと思う)。奄美の方言で歌った曲と、もう一曲の二曲で終了。15分強。
UAのときはアコースティックということもあって座って聞いていたのですが、座ると見えない。そんなわけで次からは立つことにしました。
お次、BONNIE PINK。遠めにみてCUTEないでたち。白のワンピース。こちらもアコースティックではありましたが、アコギとピアノとエレキベースという編成(あれ?ドラムもいたっけ?メンバー紹介もしてたのだが忘れた)。本人もギターをひきつつ。新曲含めて3曲だったかな?実は、本日一番グッときたのは彼女の「Water Me」の歌声でした。
UABONNIE PINKはチケット完売後に出演決定だったので、このアコースティック戦略(?)は正解だったのではないかと思います。BONNIE PINKは京都出身なんだそうで。
お次はNyman。曲数でいえば一番多かった。結局ピアノソロでした。Nyman Bandだったらもっと盛り上がるのではないのかと思ったり。センターにピアノを置いているので、後頭部が木に隠れてしまう微妙な位置でした。ちょっとミスタッチが多かったですね。個人的には「ガタカ」の曲が聴けたので良かったのですが・・・、途中、外で激しい排気音。今日ここでライブやってるのをわかってての確信犯でしょう。京都にはそんな馬鹿がいます。生中継ではどうだったのでしょう?
途中、一回立ち上がって挨拶したので、みんなそこで終わりかと思ったんでしょうね。その後も続けたので、なんとなく「早く終わんないかな」的雰囲気がありました。時間的には30分強。ラストは「ピアノレッスン」で締めました。
ここからが異様な雰囲気です。ステージ換えで、最初から脇に見えていたブースのようなものが動き始めました。それだけでどよめき。ステージ換えの状態から既に総立ちで、さっきまでとは全然違う。ステージが暗いうちからみんな拍手です。
恐らく、RIPファンの若い人たちはこの状況に面食らったことでしょう。彼(彼女)らにとっちゃ「YMO?なにそれ?」だったと思うので。まあ、その予兆はオープニングから感じていたとは思いますが。
暗い中に3人の影が現れ、完全に「YMOライブ」のテンションでスタートです。
一曲目は横浜と同じく「以心電信」。歌詞も同じです。私の位置からだとちょうど教授と細野さんが隙間から顔を覗ける!爪先立ちすると幸宏氏も見えます。本物だよ!3人いるよ!カッコイイ〜!実は生YMOはもちろん、細野氏と幸宏氏も生は初めて。小さいけど、ちゃんといるよ〜!それが三人並んでいるよ〜!テンション上がります。
二曲目は新曲の「RESCUE」こちらをやるのは予想の範囲。昨日のテレビでも見たし、覚えやすいフレーズとメロディなので、ついつい口ずさんでしまいます。
三曲目、「War and Peace」。最初 Sketch Show だっけ?と思ったんですが、教授の曲でしたね。まあ、テーマといい、最近編曲した実績のあるものといい、妥当なところです。
で、ラストに「Rydeen79/07」。まあ、これが始まった瞬間に、「あ、これでラストだな」と思ったわけです。なんかリリースされているものよりアップテンポだったような気がします。なんか教授のアドリブというか生弾きが、散開コンサートを彷彿とさせているように感じました。
後半二曲は幸宏氏がドラムに座ったのですが、私からだとちょうど見えなくなる(; ;)。背伸びしたりジャンプしたりしてたのですが、あまりよく見えませんでした。結構アグレッシブなドラミングだったのに。
4曲で退場して、すかさずコンサート終了のアナウンス。しかし、客席は拍手が鳴り止まず。まあ、コンサートの性格からして単独でアンコールすることはないだろうと思っていましたが、出演者全員で挨拶ぐらいならありうるかな、と思って期待してみましたが・・・、結局何もなく、諦めた人&非YMOファンから退場が始まりました。帰りの出口は南大門からです。しかし、諦めた後も、セットの撮影会状態でしたが。
私的にはUAのところ以外立ちっぱなしで、YMOが一番ノリノリ。ほかのアーティストも楽しめました。UAのときも立ってりゃよかった。
さて、次は28日の日比谷の細野さんトリビュートです。

熱帯夜
Thinking Out Loud(初回限定盤)(DVD付)
フィルム・ミュージック~ベスト・オブ・マイケル・ナイマン
RESCUE/RYDEEN 79/07

こちらで、早速写真が見れます。