- 1000 yen @ チネチッタ12, N-18, 17:10, ★★★(3/5), 2010-009
幼いころからたびたび不思議な現象に悩まされている女子大生ケイティ。その話を聞いた彼氏のミカは、ビデオカメラで一部始終を記録し、その原因を探ることにした。
いわゆる「ブレアウィッチ・プロジェクト([asin:B00005FX2U])」系の、本当の記録ビデオっぽい感じの作品。モキュメンタリーっていうやつです。つい最近も「フォース・カインド([asin:B002UHJ9G2])」がこの手の作品でしたね。低予算なのに大ヒットという点では前者に近いです。
予告がなんかイマイチだったんですよね。観客が怖がってるところを見せる感じの予告だったんですが、それが逆に引くっていうか。それなのに、初日とはいえ、かなりの入りで、なぜか高校生くらいの客層が多いなあ、と思っていました。そしたら、この作品、高校生は1000円で見れるらしいです。
前述のような作品ということは分かっていたので、私としてはまずまずの出来だと思ってみていました。最初から最後まで飽きさせることなく観客を引き付け続ける見せ方は良かったと思います。なので、私にとっては普通の評価なのですが、劇場での事実としては、終了直後に笑いが起こってました。
「えー、そんな終わり方かよ」みたいな声ならまだ分かるのですが、「笑い」なんですね、最近の高校生は。「ムーンウォーカー([asin:B0030CLPLS])」を「This Is It([asin:B002YK4U4G])」の感じで見に来て、反応に困って無言になっているのとはまた違う。
それから、「絶叫ホラー」を売りにしてるたみたいですが、そんなに絶叫はしないと思います。
paranormal ってのは、「科学では説明できない」という形容詞だそうです。
