- 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎1, I-10, 16:15, ★★★(3/5), 2010-010
弱小航空会社に務める東垣内は、大きな野望を胸にバンコク支店に赴任してきた。東京には婚約者がいる彼の前に、不思議な魅力を持つ女性、沓子が現れる。二人はどちらからともなくひかれ合い、初めて出会った数日後には深い関係になっていた。
中山美穂が12年ぶりの主演ということが話題になっていますが、素直な感想としては、なぜ今この作品で復帰だったのかな?という疑問。原作が旦那だから、というだけならばちょっと安易かな、と。「東京日和([asin:B00005F5WT])」や「Love Letter([asin:B00005HSU8])」は好きなので。
監督は「私の頭の中の消しゴム([asin:B0026O1JGC])」の監督さん。あれは私も泣けたんですけど、今回は私にとっては泣きポイントはなし。周りでは泣いてた人もいました。やっぱり女の人の方が多いみたい。
話の中心は、豊、沓子、光子の三人で、実は光子が重要なポイントを握っている。多分、見ている人は最初、沓子を中心に見てるんだと思うんですよね。そこで、光子のことをどのように思うんだろう、というのが気になります。特に女性にとっては。
ちょっと長いかな、と思うところもありますが、光子によって敷かれている伏線とその行動を買って、ギリギリ星三つ。