GUST NOTCH? DIARY

ラブリー・ボーン / The Lovely Bones

  • 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎4, J-8, 18:25, ★★★(3/5), 2010-017

恋も青春もこれからの14歳だったスージー・サーモン。しかし、ある日突然殺人鬼に殺されてしまい、短い人生を閉じる。彼女自身も家族も、その現実を受け入れることができない。犯人探しをあきらめない家族、そして何かを伝えようと冥界をさまよう彼女。犯人は捕まらないままに月日は流れる。
予告の印象からは、死後の世界から手がかりを示して犯人を追い詰めるようなサスペンスものを予想していたのですが、違っていました。実際は、殺されてしまった彼女と、現実の世界にいる家族との関係を描いた、スピリチュアルなものがテーマでした。
こんなわけで肩透かしをくらった感じではありましたが、本編の方の出来はまずまず。ただ、犯人の最期については「えー、そんななの」という感じです。誰の意思がどこまで働いているかというのとか、犯人の素性とか、素直に受け取っていいのか、深読みしすぎなのかがよく分からない。
時代設定が現代ではなくて30年前なのは、そういう事件が不自然じゃないから、ということなんでしょうか?それとも、フィルムカメラにする必要があったから?