- 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎3, J-8, 18:15, ★★★(3/5), 2010-055
ある日、ルイス夫妻の元に、箱に入ったボタンが届く。このボタンを押すと二つのことが起きる。1つ目は、どこかで見知らぬ誰かが死んでしまう。2つ目は、現金100万ドルが与えられる。期限は24時間。押すか?押さないか?
なんか最近「世にも奇妙な物語」でもあったような設定だなぁ、と思いつつ、押すか押さないかの葛藤だけで時間が持つのかというのが心配だったんですが、そういうところを見せる作品ではなかったようです。
が、やっぱり設定としては、押すか押さないか、の部分が話のキモだと思うんですね。短編として「トワイライト・ゾーン」とかで映像化した方が、しっくりと来る作品だと思いました。
と、思って、見終わった後に本屋に行って、原作を立ち読みしてきました。原作は、本当にショートショートで、ブラックホラーなんですが、映画ではこれがSFミステリになっていたんですね。解説を見てみたら、思ったとおり、「トワイライト・ゾーン」のために書かれたものだったようです。
映画化においては、ちょっと話を広げすぎて、原作の切れ味がなくなってしまったような気がしないでもありません。が、飽きることなく楽しめました。
ところで、この時代って、NSAの存在って今ほど公にされていなかったんじゃなかったっけ?