最初はS1100でスキャンして、白いものが目立つので、ローラーでも汚れているのかな？と思いフラットベッドのCanoScanでスキャンしなおしてみた。しかし、改善せず。
こんな感じの白いノイズが出る。2枚目は拡大したところ。
埃そのものが写りこんでいるというわけではなく、明らかに何かが光ったように円形に散乱している。何度かスキャンしなおしてみた結果、同じ位置ででるものと、出なくなるものがあることが分かった。
調べてみたところ、スキャナの説明に「ごみや傷が原因で白い点が出ることがあります。」と書いてあり、これを低減するための機能がついている機種もあるようだ。
15年くらい前に同じことをやったときはこんなことはなかったんだけどなぁ。印画紙の性質が変わったのか？それともスキャナの光源と受光素子の相性の結果なのか？
とりあえず、今回は4枚同時撮影だったのでまだ2枚が切り離されていない状態のものがあった。なので、これをスキャンしてニコイチにすることにした。
別々のレンズで撮影された画像なので、厳密には少しずれているのだが、同じものを2回スキャンしてぴったり重なるように角度を調整するよりも、スキャン後に切り離して平行移動させるだけでそこそこ重なることを選んだ。エッジ部分じゃない限りほとんど目立たない。Photoshopだったらプレビューしながら自由回転できるんだけど、家にあるのはGIMPだし。
2枚に分割して、ノイズの少ないほうをベースにする。で、こちらのノイズ部分だけをひとつひとつ選択範囲として囲む。もう一枚をレイヤーとして重ねて、先ほどの選択範囲を反転させてから上のレイヤーで範囲内を消去。これで1枚目のノイズ部分だけ2枚目の画像を使って隠した状態になる。
ちゃんとやるなら、ノイズの部分にマスクを作って、マスクのエッジ部分をぼかしながら2枚目の画像と重ねあわせるということをやるべきなんだろうけど、今回はこのあと解像度とサイズの変更を行うので自動的にぼかし効果が得られる。
元々黒い服だったので、ほとんど分からなくなりました。
最新のPhotoshopなら画像修復アルゴリズムが載ってるんでしたっけ？
