GUST NOTCH? DIARY

僕は妹に恋をする

双子の兄妹の頼と郁。二人は幼いころから互いにひかれあっていたが、想いを胸に秘めてすごして来た。しかし、ついに二人は禁断の一線を超えてしまう。自分の気持ちに素直になった二人。だが、頼は兄と妹という関係に悩みはじめ、気持ちが揺らいでしまう。
この手の話の流れとして、最終的には実は二人は・・・となるのかと思ってみていたのですが、そんなこともなく、今後の二人がどうなるのかもよくわからない状態で終わってしまった。しかも、意外な展開は主人公の二人ではなくて、その脇で起きていたりして。監督の描きたかったのはとことんアブノーマルな世界なのか?そんなわけで、主人公の松本潤がひとりだけモテモテ。なんなんだこの構図は。
静かな展開で、しかも長いカットが多い。分単位で回してます。それを考えると主演の二人はよく頑張っていたと思うのですが、二人の間合いに頼っているので、それが逆にじれったかったりもする。話の上ではイベントは少ないんですよね。かなり序盤で二人はくっついちゃうし。だもんで、あれ、これで終わっちゃうの、と言う感じ。
榮倉奈々は普通の女の子と並べて演技させると、やはり背が高いですね。相手役もそれなりのタッパが要求される。