GUST NOTCH? DIARY

Puppy Linux 4.20 で無線LANの設定

ハードウェアは SHARP PC-MM50F MEBIUS MURAMASA
Puppy のバージョンは 4.20。(puppy-4.20p1-JP.iso)
暗号化はWPA-PSK-TKIP。なんでWPA2じゃないかというと、Windowsの時にWPA2の設定ができなかったから。そのまま実家の設定もTKIPにして、姉のマシンもそのように設定しているので、今回もとりあえずこのままで。
詳細は以下のとおり。
デスクトップ左下にある「接続」アイコンから、ネットワークウィザードを起動。「ネットワーク 又は 無線LANでインターネット」のボタンをクリック。
インターフェースが自動検出されていて、有線のeth0と無線のwlan0がリストされている。参考までに、それぞれ以下の通り。

  • eth0 イーサネット 8139too pci:Realtek Semiconductor RTL-8139C/8139C+
  • wlan0 ワイヤレス prism54pci pci: intersil Prism GT/Prism Duette/ISL3886 Prism Javelin/Prism Xbow

イーサネットは問題なく繋がるので、ここでは wlan0 の話だけ。「wlan0」をクリック。
「ワイヤレス」をクリックすると「prism54pciはWPAをサポートしていません」という説明がでる。しかし、そこにも書かれているように、WPAの設定ができるように「リストに追加」の方をクリックする。
追加されるモジュールとして、モジュール「prism54pci」、wpa_supplicantドライバ「wext」となっているので、そのまま「OK」。ダイアログにでているように、/etc/network-wizard/wpa_modules というファイルができて、中身は

prism54pci:wext

となった。
「スキャン」をクリックして出てくるダイアログで、接続したいESSIDを選択する。ちなみに、私の場合はANY接続拒否でHIDDENにしているが、MACアドレスで確認できる。
プロファイルの設定のために「WPA/TKIP」をクリック。適当なプロファイル名をつけ、ESSIDを入力。モードは「管理」のまま、セキュリティも「開く」のまま。APスキャンを「Hidden SSID」から「Broadcast SSID」に変更。「Shared Key」を入力してから「保存」して、「このプロファイルを使う」をクリック。
自動的にwlan0のテストまで実行されるが、接続には失敗する。しかし、iwconfig すると、必要な情報は設定されていて、APとの通信はできている様子。
ここでおもむろに、デスクトップ中央上にある(隠れている)ランチャから、Pwirelessを起動。ちなみにバージョンは0.8.4の様子。ここから、接続したいESSIDのAPを選択して、下の「接続」をクリックする。リスト上では暗号化がWEPになっていた。(HIDDENなので)ESSIDとWEPキーを求められるので、ここにESSIDとWEPキーのところでWPAのパスフレーズを入れると、接続してDHCPIPアドレスも取ってきてくれて接続が完了した。
今のところ、再起動後は、ネットワークウィザード側でプロファイルを読み込む→PwirelessでESSIDとパスフレーズを入れる、という作業が必要だけど、とりあえずOK。自動接続させようとすると、関係ないAPに接続しようとして失敗してる。