「Hidden Figures」の邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」から「ドリーム」に変更になったらしい。「マーキュリー計画」なのに何故「アポロ計画」?という意見が出てて、そうだよねぇ、と思っていたところ、監督がこの件についてコメントしたとたんに変わったらしい。
なんでこんな邦題になったのかという配給元のコメントが
「確かに懸念の声も上がった」としつつ、「作品の本質にあるのは、偉大な功績を支えた、世の中では知られていない3人の女性たちの人間ドラマ。ドキュメンタリー映画ではないので、日本のみなさんに伝わりやすいタイトルや言葉を思案した結果」
だったとのこと。
まあ、簡単にいえば配給会社の上から目線で「日本人はアメリカの宇宙開発って言ったらアポロしか知らねーんだろ」ということだったんでしょう。吹替え版があるのか知りませんが吹替えや字幕で「マーキュリー計画」の部分が全部「アポロ計画」に置き換わっていたりしたら嫌だな、と思ったりしてました。
で、結局邦題が変更になったわけですが「ドリーム」は変わらなかったとのこと。当初の「日本のみなさんに伝わりやすい」という点は大丈夫なのか?と思ったりします。炎上した時点でまったく別のタイトルにしても認知度は高くなったと思うのですが。
以下の説はなかなか面白い視点。でももう10年前なんですね。
実は「Dream」が映画「ドリーム」の主題歌を担当することが決定!とかいう流れが予定されていたという説を唱えておこう。「Dream」は7月で解散するらしいからありえないけど。
オリジナルを尊重しないで適当な邦題をつけた結果、ヒットして続編ができたときに困る、ということも多々発生しているので、邦題は原作を尊重してつけて欲しい。「ワイルド・スピード」とか「96時間」とかは、ねぇ……。