ざっとですが、一応読んでみました。
テーマの選び方がRPGならびにその物語の表現に対してが多い。「RPG解釈論序説」のほうが適切かも。
シューティングゲームに対しての考察や、テクストや表現だけでなく、ゲームに対する接しかたの差異などについても言及して欲しかったかな、と思ってみたり。つまり、まだまだ研究の余地はありあまる、ということですかね。ちゃんと実験してデータを取っているところが素晴しい。
初出を見ると、ちゃんと雑誌に発表されたものもあるようです。ということは、他にもゲームをテーマにした論文があるのかもしれないのかな?
いずれにせよ、こういうものがきちんとした形で出版されたことに大きな意義がある。