GUST NOTCH? DIARY

Panasonic DIGA DMR-BW830 初期不良交換に至るまでのまとめ

というわけで、まとめときます。

  • 症状

地デジ受信レベルが著しく不安定。視聴可能レベルの44を超えるMax 55の受信レベルに対し、振れ幅が10弱、たまに20以上のレベルダウンも発生する。
東芝 RD-S600 での受信では TOKYO MX および tvk も受信できていたが、DMR-BW830 では NHK をはじめ、すべてのチャンネルにおいてブロックノイズが頻発。データ放送の受信に失敗することもあり。

  • 対応

電源まわりのノイズ源となりうるものを排除し、ブースターを入れるも改善せず。
RD-S600 での受信実績があるので販売店に相談したら、初期不良の可能性があるので交換可の返答。

  • 確認

店頭に持ち込み、当該機の受信レベルを確認。60強の受信レベルで映像は安定していたが、たまに40前後に落ち込むのを確認。ブロックノイズは発生せず。他の個体にてレベル確認の結果、受信レベルは60前後で同じ。落ち込みは確認できず。

  • 交換

チューナー部の不具合の可能性がありうるとのことでとりあえずは交換。
結果、ブースターなしでMax 65の受信レベル。いずれのチャンネルも振れは2前後で安定。TOKYO MXtvk も受信可。

  • 結論

チューナー部の不具合。

  • 注意

受信レベルが十分に強い地域の場合、不具合品としては認識されずにそのまま使用される可能性もある。

  • 不具合確認の目安
    • 受信レベルが低めにでる。比較対象がないとわからないかも知れない。
    • 安定せずに常に振幅が5以上ある
    • たまに大きく(20前後)落ち込むことがある
  • 備考

環境は以下のとおり。

アンテナは屋外に出しているが、東京タワーとは反対側。屋内への引き込みはアンテナ付属の2Cのものの片側を切って、防水接栓にしてアンテナに接続。反対側は混合器へ。屋外・屋内とも約3m。同じく、壁のVHFフィーダー端子から整合器を通して混合器へ。整合器と混合器、混合器から本体までは4Cのケーブル(0.5m, 1m)。

    • こちらが、不具合のあるチューナーの受信レベル。最大53あるのに、20以下にまで落ち込むことがあり、ブラックアウトも発生する。

    • で、こちらが正常なチューナーの受信レベル。安定していてほとんど変化がありません。