というわけで、まとめときます。
- 症状
地デジ受信レベルが著しく不安定。視聴可能レベルの44を超えるMax 55の受信レベルに対し、振れ幅が10弱、たまに20以上のレベルダウンも発生する。
東芝 RD-S600 での受信では TOKYO MX および tvk も受信できていたが、DMR-BW830 では NHK をはじめ、すべてのチャンネルにおいてブロックノイズが頻発。データ放送の受信に失敗することもあり。
- 対応
電源まわりのノイズ源となりうるものを排除し、ブースターを入れるも改善せず。
RD-S600 での受信実績があるので販売店に相談したら、初期不良の可能性があるので交換可の返答。
- 確認
店頭に持ち込み、当該機の受信レベルを確認。60強の受信レベルで映像は安定していたが、たまに40前後に落ち込むのを確認。ブロックノイズは発生せず。他の個体にてレベル確認の結果、受信レベルは60前後で同じ。落ち込みは確認できず。
- 交換
チューナー部の不具合の可能性がありうるとのことでとりあえずは交換。
結果、ブースターなしでMax 65の受信レベル。いずれのチャンネルも振れは2前後で安定。TOKYO MX や tvk も受信可。
- 結論
チューナー部の不具合。
- 注意
受信レベルが十分に強い地域の場合、不具合品としては認識されずにそのまま使用される可能性もある。
- 不具合確認の目安
- 受信レベルが低めにでる。比較対象がないとわからないかも知れない。
- 安定せずに常に振幅が5以上ある
- たまに大きく(20前後)落ち込むことがある
- 備考
環境は以下のとおり。
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- アンテナ 八木アンテナ UwPA ([asin:B000E1IJGC])
- 整合器(75Ω⇔300Ω)
- UV混合器 日本アンテナ MXVUS-SP ([asin:B000WMAEXE])
アンテナは屋外に出しているが、東京タワーとは反対側。屋内への引き込みはアンテナ付属の2Cのものの片側を切って、防水接栓にしてアンテナに接続。反対側は混合器へ。屋外・屋内とも約3m。同じく、壁のVHFフィーダー端子から整合器を通して混合器へ。整合器と混合器、混合器から本体までは4Cのケーブル(0.5m, 1m)。
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- こちらが、不具合のあるチューナーの受信レベル。最大53あるのに、20以下にまで落ち込むことがあり、ブラックアウトも発生する。
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- で、こちらが正常なチューナーの受信レベル。安定していてほとんど変化がありません。