GUST NOTCH? DIARY

Wifiによる電測位置推定の落とし穴

電車に乗って移動中に Mobile Google Maps無線LANアクセスポイントによる位置推定の精度を試してみた。新しいアクセスポイントを見つけるたびに位置を更新してくれる。精度は80mから300mまで、その場その場で変化する。PHSの場合、地図データを取得するための通信速度が遅い方が気になる。
さて、かなり使えるじゃん、と思っていたら、向河原付近で急に蒲田に地図が飛んだ。何が起きているのかは大体想像がついた。
多分、蒲田に住んでいた人がこのあたりに引っ越してきたのだろう。SSIDと電波強度が位置情報と結びついているわけだけど、利用できる電波が一つしかない場合、検証する手段がない。不特定なAPを利用しているので、DBの更新が追いつかないとこういうことがおきてしまう。
位置情報を提供するためならば、PlaceEngineもやっているようにGPSとのハイブリッドにすればいい。しかし、それではGPSがいらないという特徴を殺してしまうことになる。
データ収集のタイミングが分かっていれば、特定のAPの位置を観測させることによって、位置を偽装することもできるってことか。