GUST NOTCH? DIARY

涼宮ハルヒの消失

クリスマスを一週間後に控えた高一の冬。ハルヒはクリスマスに鍋パーティを企画し、SOS団の面々はいつものようにそれに従うこととなった。やれやれと思っていたキョンだったが、翌日学校に来るとハルヒがいない。そしてその席には、いなくなったはずの朝倉さんが座っていた。どうやら、世界は自分の知っているはずの世界ではなくなってしまったらしい。
えーと、設定や人物関係などの説明は全くなく、アニメの続き、という位置づけの作品です。一見さんでは楽しめないでしょう。予習が必要です。そういう点を考えると、名探偵コナンで毎回々々設定を説明するのは親切なことだと分かります。
私は、去年のアニメシリーズの途中から見始めて、「エンドレスエイト」で、「ハルヒって面白いじゃん」と思い、原作も全部読んで見た、という人です。
2時間半以上あるのですが、長さは全く感じませんでした。原作も読んでいるので話の展開を知っている、というのもありますが、ある意味期待どおりであり、映像化されることで文字から得られる印象とは違う新しさがありました。
テレビアニメの時からですが、細かいところの描写が凝ってます。長門さんが読んでる本は何だろう?と思って注目していたのですが、図書館から借りてきたという本は、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」でした。最初、「村上春樹」ははっきり見えて、「ねじまき鳥」かな?と思っていたのですが、帰ってきて調べてみたら「世界の終わり〜」でした。キョンくんがテーブルの上に積み上げていた中には、「暗号解読」があったような気がします。で、気になってるのが、裏側が青い丸の本。「魔王」かな?と思ったのだけど、それだと裏は白いらしい。比較的最近の本だと思ったんだけど……。
サティの音楽はモノローグによく似合う。
入場時にメモパッドくれました。