GUST NOTCH? DIARY

誰かが私にキスをした / Memoirs of a Teenage Amnesiac

  • 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎8, J-6, 17:50, ★(1/5), 2010-037

アメリカンスクールに通うナオミは、ある日、学校で階段から転げ落ち、4年間の記憶を失ってしまう。ボーイフレンドがいたナオミだったが、落ちた時に助けてくれたユウジのことが気になり、段々とひかれていくのであった。
久々にイマイチな作品を見た。
いろいろとツッコミたいところはあるんだけど、やっぱり一番良く分からないのはストーリー展開。そもそも何故設定が日本のアメリカンスクール?監督が外国の方みたいなんだけど、どうして日本人キャストで、日本映画として作ったのか?まだアメリカ向けに作っていればそれなりになったのかもしれないのに。
最後まで納得できなかったのは、ナオミを助けたのがなぜユウジなのかという点。ミライが最初に駆けつけるべきじゃないのか?百歩譲ったとして、その後のミライのナオミに対する態度も理解できん。
他にも、金魚のシーンとかどういうことを表現しているのか、よく分からんし、「忘れてくれ」とか言っときながら、最後普通に会って写真撮ってるとか、キャラの行動と思考回路も理解できないところが多くて。
シド&ナンシーとか、マリリン・モンローとか、深読みする必要があるのかないのか。
ついでに言えば、手越くんの台詞の言い方がちょっとわざとらしくて不自然なのが受け付けられないというのも。
折角、話題性のあるキャストを揃えているのに、全然生かせていないというのがもったいない。
よくよく考えると、タイトルの意味もよくわからんな。
映像的にも、多分、ビデオ撮影なんだろうな、画が粗い。で、画質というかトーンも統一されていない気がする。合成も甘いし、新人監督さんなのかと思いましたよ。