GUST NOTCH? DIARY

TOHOシネマズの自動券売機の問題点

私が行くのは川崎なので、他の劇場では違う点もあるのかもしれませんが、という前置きをした上で。
川崎では6月に導入されたのですが、私は某会員証による割引を受けるために、これまで使う機会がありませんでした。先日の1日は映画の日で一律1000円となるので、初めて使ってみたのですが、んー、いろんな面でイマイチでした。

  • インターフェースがイマイチ

作品を選ぶ → 上映時間を選ぶ → 購入枚数を選ぶ → 座席を選ぶ → 券種を選ぶ → 支払、という流れだったと思います。
まず、最初の作品を選ぶところで目的の作品を探すのに手間取りました。もう少し、字を大きくしたほうがいいのと、色合いを見やすいものに変えた方がいい。ボタンや文字の装飾なんかより、視認性を上げることを考えるべき。
さらに、座席を選ぶ部分のインターフェースがよくない。ブロックを選んで拡大し、座席を指定する、という2ステップになっているのだが、ブロックの切り方がおそらく画面の大きさに依存する範囲で機械的に分割されている。注目したい部分を中心に拡大するのではなく、注目したい部分が含まれるブロックを全画面に拡大する、という仕様なので、どこが目的の場所だったのか分からなくなる。個々の座席に番号が振られていないのも分かりにくい要因のひとつ。
で、券種を選ぶところでは、複数枚買うときに、「どれが何枚」というのを指定させるためのものだと思うのですが、1000円の日に1枚しか買わないのに、それを指定させられる。せめて1枚の時は枚数指定は省略して欲しい。枚数を入力しないといけないことに一瞬気づかなかった。

  • 導線がイマイチ

川崎の場合、チケットカウンターがあったときは、テープポールパーテーションで区切って列を作ってから、順番に空いた窓口に行く、といういわゆるフォーク並びになっていたのですが、券売機になったら何故かこのパーティションがなくなってしまったんですね。そのために、どこに並んだらいいのかわからない状態で、結局個々の券売機に並ぶ形になってしまっていました。当然、早い列と遅い列が出来てしまっています。なぜこんな状態にしているのか?
一応、スタッフの人が居るときもあるようなのですが、基本的には使い方のヘルプのようでして、列の整理をしているようには見えませんでした。

  • そもそもシステムと運用がイマイチ

各種割引や紙の前売券などは自動券売機では使えないので、結局窓口は残っています。川崎では最大で2つあるのですが、先日行ったときは、券売機には人がまったくおらずに、窓口の方に6人くらいの列ができている、という状態が発生していました。普段から混まないときはチケットカウンターに2人くらいしかスタッフさんがいないので、人件費の削減につながっているのだかいないのだか?
それなりに利用者の動向を調査した結果の導入、だと思いたいのですが、地域性とかもあるのかなぁ?

というわけで、まだ導入したばかりで慣れていないから、というだけではない課題があるのではないかと思っています。券売機の使い方の使い方をWebに置いたり、冊子を配るなりするだけでも多少は違うと思うんですがね。vitの使い方はあるのに。
3Dメガネ持ってるときはどうなるんだ?とか、学生は学生証をどうやって確認するんだ(そもそも使えないのか)?とかいろいろと疑問があるのだ。
※ 3Dについては、ボタンが違うらしい。

夫婦50割引は券売機で購入できるらしい。

他の人も使いづらいと思ってる方が多いようです。

一方、簡単だ、といってる人もおります。