GUST NOTCH? DIARY

夏の終り

知子は、妻子のある年上の作家、慎吾の愛人である。慎吾の妻も彼女のことを認めており、慎吾は二つの家で二つの生活をしていた。ある日、知子のところに涼太が訪ねてきた。彼はかつて知子が結婚していた時に恋に落ち、夫と娘を捨ててまで駆け落ちした相手だ。最初は彼に会うのを避けていた知子だったが、慎吾との生活における些細な不満から、また涼太とも関係を持ってしまう。そして、彼女の生活と感情が少しずつ変化しはじめていく。
瀬戸内寂聴の自伝的小説が原作。まあ、実話に近いらしい。ストーリーというものは特になくて、主人公である知子の話。
好き嫌いは別れるかな。