GUST NOTCH? DIARY

ユメ十夜

夏目漱石の異色作「夢十夜」を、一夜づつ異なる監督が映像化した10の短篇。
いわゆる名作はあまり読んでないので原作は知らない状態でのぞみました。設定の異色さと緒川たまき目当てというかなんというか。
で、率直な感想としては、思ってたよりも面白かった。設定は漱石が生きていた時代のものなのかと思ったらそうではなく、各監督が原作を自由に解釈して作っており、サイレントありフルCGありとバラエティに富んでます。監督も巨匠から注目の若手までさまざまで表現方法もさまざま。
こうなると原作がどんな雰囲気なのか気になったので「青空文庫」でざっと読んでみた。

そしたら、結構原作の雰囲気はきちんと残っている。たいしたものだ。
個人的なお薦めは6夜と9夜。